TOEICの効果的な勉強法④

今日は「公式問題集」のお話を。。

よく「公式問題集をちゃんと解いたのに点数が全然上がらなかった。」という声を耳にします。いつも言っていることですが、それは当然です。ただ問題を解いただけで、英語力自体が上がっていないのですから。問題を解くというのは知識の確認をしているだけであり、語学力を根本的に上げるということとは全く別問題です。強いて言うなら、PART5のように知識を問う問題が多く出されるセクションであれば、問題を多く解いてある程度の成果は見込めるでしょう。しかしPART7のシングルパッセージの後半や、ダブル・トリプルパッセージの「表」を含まない「読ませる」タイプの問題となると、付け焼刃の力では対処できません。そして、「テクニック」(前回少しお話ししましたが)は実力がついて初めて使えるものだということを知るべきなのです。

では公式問題集をどのように使えば効果的に点数を上げられるのか??ズバリ、出てくる英文を片っ端から覚えるのです。もちろん丸暗記ではなく、意味や文法が分かった上で音読暗記するのです。リスニングであれば特にPART3や4をCDの音声に沿って徹底的に音読する。いわゆるシャドーイングやオーバーラッピングです。最終的にスクリプトを見ないで言えるくらいになればその問題は卒業です。(かなりタフな練習ですが相当な効果があります。)リーディングであればPART7の文章を何度も徹底的に精読すべきです。よくTOEICでは速読が重要だなどと言いますが、精読出来ないものを速読できるわけがありません。まず精読ありきの速読なのです。「なんとなく分かった・読めた」というレベルではいつまでたっても「なんとなく」のままです。必ず頭打ちが来て点数がそれ以上伸びなくなります。リーディングの文章を全て暗記するまで行かなくてもいいので、徹底的に精読+音読して、(もちろん直読直解で)しみ込むように理解できるレベルにまでもって行かないといけません。結果的に一部の文章が口をついて出てくるレベルまで読み込むのが理想的です。

このように公式問題集1冊計400問を徹底的に覚えつくせば、点数が伸びないということはまずありえません。ただし、こういう地道で孤独な(?)勉強はつらいものです。皆さんが一番苦労するのが学習を「習慣化」できないということです。せっかく学習方法が分かっても長続きせず、すぐ他の問題集に浮気してしまう方が実に多い。。当校では、指導のみならず、学習を習慣化していくお手伝いもしっかりさせて頂きます。一旦習慣化すれば、高いお金を出して学校に通わなくても、独学で勉強を継続できるようになります。半年だけ必死に頑張ってみてください!私は経験上、半年あれば大体の事は習慣化出来ると考えています。

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