勉強時間の捻出は誰にでもできます!

私も思えば実に様々な学校で、実に様々な方々に英語を教えてきました。学習塾に始まり、英語系専門学校、短期大学、4年制大学、民間の英語学校(外資系企業に勤務する方が大勢いる学校、TOEIC専門校、大手の総合英語学校、エアライン系の学校)などなどです。教えてきた層でいうと、小学生から専門学校生・大学生、そして社会人の方まで全域となります。

教えていない学校でいくと、小中高のいわゆる「学校」では教えたことがありません。それもそのはず教員免許を持っていないからです。思えば、「学校の先生にはなりたくない、またはなれない」とずっと思っていたのが、結局教える仕事についているというのも皮肉なものです。正規?の学校では「教える」こと以外の事が大変で(部活の指導を始め、人を育てるという教育的側面が強い)、「そんな大それた仕事は俺には出来ない」と常々思っていました。教えること以外の仕事も求められる「専任講師」としても長期働きましたが、今は「教える」ことだけに集中出来る講師をしています。(もちろん、時間が来たらハイ終わり~なんてことはなく、生徒さんたちとは世間話もしますし、様々な意見交換などもします。)

先日お教えした高校の先生に、「専任を続けていると自分の英語の勉強が取れないので非常勤講師になった。」という方がいました。自分と似ているなと、その点意気投合したものです。私も自分の学習の時間確保+自由度という側面から専任職を辞めた経験があります。周りからは「なんてもったいない!」ともいわれましたが、「地位」「職」「お金」などは原則関係ないのです。最低限生活が出来ればいい。その中で英語を存分にお教えして(自分の経験の還元)且つ自分の英語の勉強時間もある程度確保できる、そんな環境がその高校の先生にも私にもぴったり合った生活スタイルなのでしょう。

では、日夜朝から晩まで忙しいフルタイマー(私が「ヒマ」という意味ではありません(笑)は英語の勉強の時間を確保することが難しいのでしょうか?決してそんなことはありません。よく聞くセリフに「忙しくてなかなか勉強時間を確保できない」というものがあります。しかしどんなに忙しい人でも、分単位の仕事を週7日続けている人が一体どれほどいるでしょうか?きっとそれほどいないと思います。どんなに忙しくても、細切れ時間合計一日30分が捻出できない人はいないと思います。たとえ安倍首相でもです。いや安倍首相ならそれくらい忙しいのかな??ま、それはともかく、以下私からの提案です。

・1日30分でもいいので勉強する。ただし「集中」してする。ぼんやり英語を流し聞きなんてご法度。この30分は「細切れ時間、移動時間」の合計で、必ずしも連続でやる必要もないし、また机に座ってやる必要もない。とにかく短時間でもいいから集中してやることが大事。

・どうしても疲れて集中力が持たない時はすっぱり諦めて寝る!勉強お勧め時間帯は朝!寝た後は心身ともに多少なりとも回復している。逆に仕事後はしんどい。。朝の通勤電車が混んでいるならちょっとだけ早く起きて仕事場近くのカフェなどでやる。何かをするためには何かを少しだけ犠牲にしなければならないのです。

・平日は連日激務という方は、週末土日のどちらかの半日を必ず勉強時間に充てる。以前お教えした某大手製薬会社にお勤めの女性は、平日が忙しすぎ(帰りが毎日深夜12時過ぎ!)週末集中的に勉強していました。その結果2か月でTOEICが約500→700強に伸びました。個人的には一日に長時間勉強する方が大変だとも思うのですが、平日が難しければこの方法しかありませんね。

「私だって毎日勉強しているんですから、~さんも頑張って勉強して下さい。」というと、「え!?先生は今でも勉強しているんですか?」と驚く方が多いのですが、私からするとこちらが「え!?なんで驚くの?」です。人に「勉強しろしろ」と言っておいて自分は教えることしかしない講師は、以前の実力だけに依存して現状打破できない講師だと思います。それに勉強といより、ルーティーンワークになれば、やらない方が気持ちが悪く(気持ちがちょっとダウン)なるのです。

是非「一日30分細切れ時間集中」を続けてください!

 

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