英語学習で最も大切なこと④

では、全体像を掴むとはどういうことでしょうか?

ずばり、主語+動詞+他動詞の感覚を掴み、SVOC(いわゆる第5文型)を完璧にマスターすることです。(当然SVOOも大事ですが、こちらはもっと単純です。)

まず学ぶべきは、不定詞でもなければ比較級でもありません。SVOCです!英語は他動詞重視の言語であり、その中でもSVOCの語順や意味をしっかり覚えること、そうすれば英文が大変すっきり体内に「落とし込まれる」感覚を実感できます。

SVOCの特徴は、O=Cなどと習いますね。しかしもっとダイナミック(?)にOが主語でCが動詞、つまり本物のSVの直後に小さいSVが連続するパターンであると覚えると、一気にリスニング力も上がります。例えば、The boss allowed us to launch the project.(これもSVOCです)なら、「上司がS許可したV→我々がS立ち上げることをV(プロジェクトを)」といった具合です。この感覚を掴むと、「見た」とか「聞いた」とかいわゆる知覚動詞や、「人に~をさせる」の使役動詞やその周辺動詞は一気に解決がつきます。(これらも全てSVOCです)

もう一点、Cは何か?をしっかり覚えることが重要です。Cは補語と言いますが、文法用語はどうでも構いません。補語は名詞か形容詞と覚えれば十分です。と言ってもchairmanやbeautifulのように「普通の」名詞や形容詞だけが名詞形容詞ではありません。他に、ing形の形容詞や、俗に原形不定詞と呼ばれる(難しい用語デスよね?)名詞もここに入ることをしっかり覚えておかないといけません。ここがいい加減だと、なんとなく読めるが納得感がない、ということになってしまいます。しっかり読めもしない英文を、即座に発話することは更に不可能です。何年ネイティブと自由会話を楽しんでも、知らない英語のパターンが口をつついて出てくることはないのです。まず意味が分かって、口をついて出てくるまで記憶しておくしか方法はないのです。

覚えるべき最重要項目はSVOCです。まずここが要所です。マスターすれば急に視界がはっきりする実感が持てますよ!

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