前回は、「まずSVOCを覚えよう!」ということをお話ししました。考えてみればこれ以上複雑?な英文パターンはないわけで、ここをがっちり押さえれば「視界良好」になるのは必然です。(他の文法事項との複合的なものもありますのでこれで全て解決とはいきませんが。。)
今回は、関連事項を一気に網羅するということについて考えてみたいと思います。例えば皆さんはthinkという動詞を見たとき、「簡単だな」「すでに知ってる」と思うことでしょう。「知っている」なんていちいち考えもしないかもしれません。
ではthinkを使って基本的なことが言えて書ける自信はありますか?ほとんどの皆さんがI think that~で全てを表現しようとするのではないでしょうか?I think thatというパターンは中学生の時から頭に叩き込まれているので、英語が苦手という方もとりあえずは口をついて出てくるのです。しかし「話す聞く読む書く」際にthinkがthat節を従えるということを知っているだけでは知識的に足りないのです。願わくば「一気」にthinkの重要パターンを網羅して覚えておくことが望ましいのです。関連事項を網羅して覚えておけば、他の単語で似たパターンを見たとき、更に関連付けて記憶が強化されるという最大のメリットがあります。
例えば次の日本語を英語に直してみてください。→「私は今日の会議は退屈だと思った」
皆さん、I thoght that today’s meeting was boring.ってやってませんか??もちろんこれも正解ですが、このままだといつもthat節で幅が広がりません。ここでまたまた登場!thinkはSVOCを取れる、ということを覚えておかなくてはなりません。つまり、I thought today’s meeting boring.と大変すっきり表現することができるのです。これはthat節ではないのでbe動詞が不要ですね。Cに形容詞がきています。今後thinkを含む文を見たとき、いつかどこかで必ずお目にかかるパターンです。SVOCは英文のホームラン王なのです。
では「私は彼をこの業界の革命児だと思う」はどうですか?「彼を革命児としてみなす、考える」と考えてみてください。
I think him as a revolutionary in the industry. どこが変かわかりますか?asは~として、revolutionaryが革命児です。
また次回続きを!