まず当校では、「弊社は東京の郊外に位置しています。」というように、よく使いそうな文を英訳するといった例文形式で覚えて頂きます。「~の郊外に」はon the outskirts ofと表現します。ここで、in the outskirts of とか、in the outskirts in とは言わないのかという疑問がよく出てきます。郊外は空間的に広がりがあるので、onという前置詞ではなくin the cityのinを使いたいと思うわけです。しかしこれがいわゆるコロケーションと呼ばれるもので、outskirtsにはinより圧倒的にonを使う傾向が強いのです。(当然ですがよく使うものを中心に学習します。まれにしか使わないようなものは扱いません。)
さてまず、outskirts単体ではなくon the outskirts ofというコロケーションで覚えます。
次に、「位置している」を何というのか?be located やbe situated といいます。locateという単体では使わず、必ずbe located のように受け身になります。これを知らないと、ABC Company locates~などとやってしまい、教養の疑われるトンチンカンな英語になってしまいます。
また「弊社」はour company でもいいのですが、もっとシンプルにweで十分です。
更に発展させて「郊外」という他の単語、suburbにも着目します。Suburbを使った「~の郊外に」は、in the suburbs ofと言います。今度はinになるんですね。そしてやはり通常sが付きます。