前回の続きthinkについてです。
「~を~とみなす、考える」というパターンでは、thinkを自動詞的に使い、think of A as Bと表現します。つまり、I think of him as a revolutionary in the industry.となります。知らないとやはりofを落としてしまいますよね。受験で習うregard A as Bと同じ様な意味です。でもregardは直後に名詞を置きます。
thinkはその他に、「今考え中です」という場合よく進行形にして使います。I am thinking about studying abroad next year. (来年留学しようかと思っているんです)
このようによく知っていると思われる単語でも、使用法を限定的にしか知らない場合がよくあります。「think that で十分」と知識を限定すべきではありません。必ず頭打ちが来ます。また、知らないことを「言ったり書いたり」することは不可能です。やはり最初に知るという過程を避けて通ることは出来ないのです。
もう少しthinkに関して。。よく使うパターンを覚えておくことが大事なのはわかっていただけたと思うのですが、この際出来れば派生語+派生語のよく使う用法も一気に網羅してしまうと後々大変楽になります。例えばthinkの名詞形はthoughtですが、Just the thought of ~drives me mad!なんていう文も時々見かけますね。「~の事を考えただけでむかつく!」という意味です。このときは通常makeという動詞はあまり使わないでdriveという動詞を使うとか、Just the thought of my boss drives me happy.のように肯定的な意味合いで使うことはないことなども知っておくと便利です。(上司の事を考えただけでhappyになるなんてキモいですね(笑)
例えば動詞を覚える際、一気にその名詞形や形容詞系も覚えてしまうとやはり後々楽です。単純に1000個動詞を覚えれば、その派生語である名詞形容詞形も覚えて一気に3000語になり得るのです!全ての単語に均等に派生語があるわけではないので一概には言えませんが、1000個覚えて即3000語というのはあながち当たらずとも遠からずだと思います。最初の努力を惜しんであとあと苦労して結局学習が続かないということがないようにしたいものです。
次回は、どのようにして関連事項を網羅していくのか、その方法論についてお話しします。