最近年のせいか耳が遠くなってきました。いきなり気勢が上がらない話で恐縮です!現に定期検診でも「一部聞こえない(音の)領域がありますね。」との指摘を受けたことがあります。授業中も、生徒さんからの答えがよく聞き取れなかったり(もちろん相手の声が小さいから聞き取れない時も多いですが)、聞き間違えたりすることがあります。心配になって耳鼻科に行ったら、先生が開口一番、「以前大音量で何かを聞いていた時期はありませんか?」即座に私、「あります。。」
まだカセットテープだったころ、いったい何台カセットデッキを潰したことか。電車の中ではウォークマンでしたよね~。「でしたよね」と言われても若い方は分からないでしょうが。。それにしてもその悪影響が今になって現れるとは。電車でリスニングの練習をしていると、周りがうるさいのでついつい音量を大きくしてしまいます。そして、細部まで聞き取ろうとするので、イヤホンを耳の穴にねじ込みながら必死になって前屈みで聴く(ちょっとコワい)。それを何年も続けてきたので、今頃になって故障(老化もある?)が現れたというわけです。
以前も書きましたが、独学初期のころある書籍に強い影響を受けました。様々な英語の勉強法が書かれた本でした。その著者の先生も、何台もカセットデッキをつぶしては買い替えてリスニングや音読の練習に励んだとのこと。私もそれになっらて練習したものです。私もカセットデッキは何度も買い換えましたが、毎回買い替えるのももったいないので、2台買っておいて、壊れた1台を修理に出すようにしていました。しかしせっかく修理に出しても、一度壊れたものはすぐまた故障するのです。そんな理由でノルマを達成できない時はイラつきますよね~。まあ、英語であれ音楽であれ、大音量で聞いている方はくれぐれもご注意くださいませ。あとになって跳ね返ってきますので。ちなみに私の耳はもう治らないそうです(´;ω;`)ウゥゥ
カセットテープ→MD(すぐ消えてしまいましたね、懐かしい)→今、携帯スマホ。便利になりました。まさかこんなに技術が進むとは。ガラケー以降の発展にはなかなかついていけません。私も一応スマホを使ってはいますが、学生さんが自由自在にあらゆる機能を使いこなしているのを見ると、単純に「すごいな~」と思ってしまいます。この文明の利器(また言い方が古い!)を利用しない手はありません。リスニングは是非、以下の手順で練習してみてください!流し聞きは効果ゼロですよ。
➀TOEIC PART3またはPART4の一題を、テスト形式で一度だけ聞いて解く②答えを確認③何も見ないでもう一回聞いて答えを再確認する④和訳を見ながら、最初から最後まで英文全文を意味が分かるように確認する。途中文法的に不明なところが出てきたら、そのままにしないで必ず文法書やネットで調べる⑤以上から意味がしっかり分かった英文を、CDについて徹底的に音読する(シャドーイング、オーバーラッピング)⑥もし、スクリプトを見ないでCDとほぼ同時に英文が言えたら、または日本語訳を見て即英文が出てきたらその問題は卒業。
特に重要なのは④と⑤です。⑦は相当大変な練習です。時間も根気も要ります。でも確実に英語力がつきます。⑦がどうしてもきつい方は⑥のCDの後について徹底音読迄でも構いません。いずれにせよそれ相当の時間が必要なので、1日に何題もこなすことは出来ません。ただ問題を解くだけでは絶対力がつかないので、是非この方法でリスニング練習をしてみてください。
結論「リスニングは自分でするもの。人から習うものではない。」