今週号のTIMEは、待ちに待った「地球温暖化」特集です!待ちに待ったと言っても、地球規模の案件ですから、しょっちゅう特集はされています。しかし今回は、double issue(2週合併号)で、がっつり超ロングページに渡り特集されています。その名もズバリ、SPECIAL CLIMATE ISSUE!
タイトルを見て思わず「は?!」となりました。2050HOW EARTH SURVIVEDとあるのです。「今は2050年、我々はいかに温暖化から地球を救ったか」という意味です。なぜ未来の事??しかもずいぶん先。。要は、2050年の未来の人々が、いかに地球温暖化を突破してきたかを、著者が「想像(創造?)」しで書いているのです。しかし想像とは言っても、決してSFのように非現実的な内容ではありません。
記事によると、2020年にいよいよ温暖化問題のターニングポイントがやってくる。つまり大統領再選を目指すトランプが、温暖化問題を軽視し過ぎて大敗する。Green movement(環境運動)が一気にヒートアップしたのです。新大統領となった「彼女」(著者によると、新大統領は女性とのこと)が極めて迅速に温暖化対策を打つ。。という流れです。そもそも、トランプがパリ協定から脱退したこと自体、地球人として信じられないのですが、新大統領の下アメリカはパリ協定に再加入。しかしパリ協定の履行だけではもはや不十分と、更にdrasticな対策に乗り出し、地球は自ら首を絞めたその手を緩めることが出来た、良かった!surviveしたぞという大変ドラマチックな内容です。
トランプや一部の日本の大学教授は「地球の気温は上がっていない。」と主張しているのですが、間違いなく気温は上がっています。以前のTIMEによると、既に住めなくなった(なりつつある)島も世界で相当数に上るとのこと。日本では近年、特に九州や中国四国を襲う集中豪雨は異常なレベルです。私が子供のころももちろん自然災害はありましたが、これほど頻繁ではありませんでしたし、その威力も脅威そのものです。温暖化による気候変動が主原因なのは間違いありません。今年も暑かったのですが、昨年の夏の暑さはそりゃもう殺人的でしたよね。どげんかせにゃいきません!トランプさん。もう手遅れとの指摘もあるくらいですから。
個人的な最大の関心事が「温暖化対策」なので、楽しみにこのdouble issueを読みたいと思います。